市の栽培講習に出てみました
こんにちは。2日も更新せず申し訳ありません。悪天のせいでネタが付きました!包みも隠しもしません。だって、うちは露地野菜農家だもの。雨になると仕事できないんだもの!
それにしても、最近の雨は農家に多大な被害を出しているみたいですね。九州のほうではトマトが甚大な被害を受けていたり、水戸市では雹が降ったり・・・。もしかしたら今後は野菜の価格が一時的に上がりそうですね。九州は地震の影響もあるのに、更に雨の害とか酷すぎる・・・。現地には行けないけど募金だけでも!(・ω・)ノ
玉ねぎがベト病で壊滅的な被害にあって、今度はトマトで甚大な被害とか・・・。農家だったら首くくるしかない状態ですよ・・・。うちはこの時期に主力作物やってなくてよかったけど、秋作が台風時期に被るのでそこが心配だなぁ・・・。
今日は以前お話していた市の栽培研修に行ってまいりました。主にお話は農薬のことでした。
残留農薬の事例発生の多い都道府県に茨城県が入っていて悲しくなりました・・・。
もっと、食の安全性と農薬の使用方法などを説くべきじゃないですかね・・・。強制という言葉は私はあまり好きではないんですが、農家は強制で勉強会参加を義務付けるべきだと思います。そこで、農薬の会社をよんで適応作物変更一覧とか配布してもらえたらすごい嬉しいんだけどなぁ・・・。
ちなみに残留の原因はこれだそうです。マーカーで印付けしているところが主な原因だそうです。
適応作物って、農薬の試験方法が変わったことによりとかならしょうがない気もする。使用した後に「適応から外れちゃいました~テヘペロ☆」とか言われても、新しくその薬を買いに行くかネットで調べない限りは適応抜けたことすら知らない可能性もあったりするんで・・・。
うちはボトル見るのが面倒なのでネットで調べちゃうので最新のデータ見てるけどね。ものぐさが転じてますね(笑)
防除器具の不洗浄は完全に農家の責任ですね~。救いようがないです・・・。
続いては農薬の使用時期について。
「収穫前日まで」につきましては、指導員の方から24時間経過後でも一応は更に一日置いてください。と言われてしまい、「げげ!!キュウリ出しちゃってたよ!」と思い慌てて研修終了後に農薬の会社に問い合わせたのですが
「前日まで使用可能な農薬はキチンと24時間経過後の残留を考慮したうえで『前日まで』となっています。特に問題はありませんが、指導員の方が言われたとおりに1日余分に置いたほうが安全性は確実になりますね。」
との回答でした。表現方法が心臓に悪いぜ・・・指導員さん・・・。
そして、昨年より農薬の試験方法が変わったようです。
ここの試験方法によって一部農薬の登録が変更になる可能性があるようなので農家の皆さまはご注意ください。
ちょっと不安を煽る記事になってしまいましたね。ですが、私も農家だからこそこういうところは隠したくないです。隠すってやましいことがあるからですもん。だから自分はブログで作業などを公開しています。
農薬に関するお勉強が終わった後には「サカタのタネ」の社員さんによる品種紹介でした。
こんな感じのパンフレットでした。うちも、秋冬作のブロッコリーで「緑帝」「サマードーム」「おはよう」使うのでブロッコリーのページにくぎ付けでした(笑)
ホウレンソウも作ってみたいなぁと思ったのですが病気が怖いので葉物はノータッチで・・・。
ニンジン作りたいと思ったのは内緒です。
帰りにイオンシネマにてポケットモンスターの前売り券買ってきました。特典のポケモンが欲しいだけだったので映画見ないんだけど甥は見るかなぁ?