たまには農薬について詳しく
こんにちは。今日から少しずつ天気が崩れていくみたいですね。明日、明後日も雨のようで梅雨って感じがしてきましたね。
本日ブロッコリーを収穫していてちょっとだけモンシロチョウやコナガという虫が増えた気がしました。このまま放置すると今後収穫ができず、明日が最後の出荷になる恐れがあります。それはまずいので農薬を使用します。
今回使用するのはこちら
ディアナSC
パッケージの女の子が可愛くてお気に入りです。こちらの薬はチョウ目、アザミウマ目、ハエ目に効果を発揮します。効き方としましては摂食阻害させるお薬です。
ブロッコリーに使用する場合について見てみましょう。
携帯の画面をスクリーンショットしました。
左から
作物名・対応害虫・対応害虫への適用希釈倍率・使用方法・
収穫までの日数・その薬が使用できる回数・散布量・
使用する薬剤の成分を使用できる回数
となっています。
まずは今回どうにかしたい害虫はコナガとアオムシですのでこの薬は適しています。
そして対応害虫への適用希釈倍率ですがコナガ・アオムシともに2500~5000倍です。決して原液をぶっかけるわけではありません。
使用方法は噴霧器を使用した散布です。収穫までの日数ですが前日となっていますので今日まいて24時間経過後には収穫が可能になります。
その薬が使用できる回数は2回でこの畑では5/3に1度まいておりますので今回で2回です。今日まいてしまえばこの畑ではこの薬はもう使えません。最後の成分回数も同様なのでディアナSCと同じ成分をもった薬は使えません。
散布量は10a(1000㎡)あたり100L~300Lです。うちでは作付地全体の面積ではなく畝の面積のみで算出しておりますので今回はちょうど1aでした。なので、この畑には10L~30Lまくことができます。
以上のことより14:00から30分で20Lをまきました。これで明日の14:30以降であれば収穫することは可能です。
農業をされている方々にはつまらない話になってしまったかもしれませんが、適切な農薬管理というものは農業などをやったことがない方には分からないことなのではないかと思います。事実、私も最初は農薬について苦労しました。ただ、購入者が何も知らないことをいいことに不正な使用をしている人もいます。このような知識は一般の方が持っていてもいいのではないかと私は思います。
ちょっとお勉強タイムになってしまいましたね💦
こんな時は気分を変えて他のお野菜を見に行きましょう!
生食用かぼちゃのコリンキーです。中の種をくりぬくだけで漬物やサラダのアクセントとして食べられます。今は野球ボールより少し小さいくらいですがあと10日もすればソフトボールくらいの大きさになって食べごろになりますよ!
ん?
え!?これ栗たんや!!もうこんな色鮮やかになってる!!成長早すぎ!!しかも苗1本に4個くらいついてるのに草の勢いも落ちてない・・・(;゚Д゚)恐るべし、ほっとけ栗たん。
ついに拳超えました。
色が濃いほうはヘタの部分がコルク状になったら収穫できます。
ハート型のトマト。ミドリちゃんばっかりおっきくなる・・・。そういえば先日テレビでイオンの売り場担当?の人がミドリちゃんは単価高いミニトマトですって言ってたなぁ・・・。
今夜のご飯はシチューです。ルーはお手製でカボチャを入れました。
分量は
適当!
これぞ男飯!